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病院案内

院長あいさつ  

 

 

院長 田中克明

 

 当院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。秦野赤十字病院は秦野市のフラッグシップ病院として、市民医療の砦としての役割が求められています。東海大学の支援を受けた秦野市救急ワークステーション事業を始め、大規模災害発生時には秦野市の災害医療拠点病院としての使命を担っています。本年度は大幅な医師増員が可能となったことより、小児科、脳神経外科、耳鼻咽喉科の診療機能が大幅にグレードアップします。更に、整形外科、泌尿器科、循環器科、消化器内科、放射線科に於いても医療提供の幅が広がります。名実ともに、市民から信頼され、愛される病院を目指す体制が整ったことになります。

 2020年の年初に中国で発見された新型コロナウイルス感染症は、世界中に感染を広げ、パンデミックという状態となりました。このような環境の中、2月に感染症病棟の職員や一部の患者さんから新型コロナウイルス感染症の陽性者が発見されたことを重く受け止めております。関係者を隔離し、順次検査を行うこと、厳格な毎日の職員の健康観察、個人防護具の装着と手洗いや手指消毒、徹底した環境の清掃、患者さんのご家族には面会を控えていただくことで、短期間で事態を終息させることができました。この経験から、一般病棟での新型コロナウイルス感染症患者の発生を防ぐ対策を見直し、万が一、感染者が発見された場合も速やかに終息させることができるよう体制整備を行いました。その後は院内でのクラスター発生は認めていません。市民の皆さんには安心して受診していただければ幸いです。

 さて、当院は以下の項目を病院の基本方針としております。

1)地域の救急と急性期医療を担い安全で質の高い医療を提供します。
2)地域の保健・福祉・医療機関と連携した地域医療に貢献します。
3)赤十字の基本原則に従い災害救護・災害医療活動を積極的に行います。
4)地域基幹病院として良質な医療人を育成します。
5)快適な医療環境を大切にし、健全経営に努めます。

これからも、市民の皆さんの安心・安全を提供できる体制を整えてまいります。皆さまにとって利用しやすく、信頼のおける病院であり続けるよう努力いたしますので、どうかご理解いただけますと幸いに存じます。

 

令和3年4月1日 
院長 田中克明

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