臨床工学技士は生命維持管理装置を中心に現代の医療に欠かせない高度医療機器の保守・点検、操作を行うことが主な業務です。課員一同、知識と技術の向上のため日々努力を行い、安全で質の高い医療の提供を目標とし奮闘しております。
▶透析室業務
当院では多人数用透析装置21台を有する透析室があり、臨床工学技士は透析の準備から終了まで様々な臨床業務の提供とME機器の安全管理や修理を行っております。又、日本透析医学会の水質確保加算を満たす水質基準の管理を行っております。
▶HCU/血管造影室業務
HCUでは人工呼吸器や補助循環装置(ECMO・IABP)アフェレーシス装置などの高度医療機器の操作・点検を行っております。
血管造影室では心臓カテーテル(検査・治療)時のポリグラフや血管内エコー(IVUS)の操作や透析患者に対するVAIVTの補助などを行っております。又、ペースメーカー外来での機器チェックや遠隔モニターリングの監視も業務としております。
▶機器管理業務
院内で使用される輸液・シリンジポンプや生体情報モニター・手術室に常備されている麻酔器など数百台のME機器の保守・点検管理を使用毎に行っております。
2022年6月 掲載