最先端の低侵襲(患者さんへの体の負担が少ない手術)内視鏡下手術用ロボットです。
訓練を受けた医師の操作により、精密な操作が可能で、手ぶれがなく人間の手以上の動きの自由度があります。
ダヴィンチを用いた手術は切開部が小さく、傷跡も最小限に抑えられ、術後の痛みも少なく早期回復や入院期間の短縮に繋がる事から、患者さんにさまざまなメリットがあります。
ダヴィンチは画像の3つの機器から構成されます。
左から以下の通りとなっています。
『ビジョンカート』
画像の収集・処理を行う機器です。モニターには手術中の映像が映し出され、手術スタッフもリアルタイムで同じ映像が共有されます。
『ペイシェントカート』
複数のアームと高画質カメラを装備し、患者さんに接続する機器です。執刀医がサージョンコンソールで操作した動作がアームに伝わります。
『サージョンコンソール』
執刀医師がロボットの操作を行う機器です。手術映像を見ながらコントローラーを操作します。
数カ所の小さな切開部から手術を行うため、手術の傷が小さく、出血も抑えられます。手術後の回復が早く、患者さんの負担が軽減されます。 |
執刀医が操作する、コンソールモニターには高画質で立体的な3Dハイビジョン手術画像が映し出されます。 |
医師がロボットアームに装着されている鉗子やメスを操作します。 ダヴィンチの鉗子は、人間の手より大きな可動域と手ぶれ補正機能を備えています。 |
※保険適応については、手術の術式によります。
ご自身の病状がダビンチ手術の対象になるのか等のご質問につきましては、主治医にご相談ください。
今後術式は順次拡大してまいります。
・直腸がん
・前立腺がん
2024年2月16日にタウンニュースに記事が掲載されました。
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