安心で安全な医療を提供するため、院内における医療安全対策を一元的に統括し、これらを効率的に対応することを目的に医療安全推進室が牽引役となり、様々な医療安全活動に取り組んでいます。
メンバーは、医療安全推進室長(副院長)、管理監(医師)、医療安全管理者(医療安全専従看護師)、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、事務員で構成し毎週1回会議を開催し院内の安全情報を共有するとともにインシデント・アクシデント報告書の要因分析、対策の立案を行っています。
また、医療安全推進に係る各種事項を審議し意思決定をする医療安全管理委員会や安全管理に係る実務的な検討を行うリスクマネージャー委員会を通してインシデント・アクシデント情報の共有、対策についての周知徹底を図っています。
・医療事故に関する情報収集、情報の提供及び周知徹底
・インシデント・アクシデント報告書の集計、要因分析、評価の立案、周知徹底
・医療安全ラウンドの実施
・医療安全のための職員研修の企画・運営
・医療安全に関する各種委員会・会議の開催
・医療事故の調査に関する事
当院では医療安全推進室と感染管理室が共同で年2回の集合研修を実施しています。2020年度は集合研修をDVD研修に変更し各部署で視聴・アンケート記入で参加としています。
毎月部署毎に医療安全ラウンドを実施し、患者誤認防止対策、薬品、物品、療養環境等について安全に管理されているか確認をしています。
2020年10月 掲載